本日の記事に、2030年にはCO2削減事業が50兆円をこえるというものがありました。
現在国の施策は、ほとんどがリサイクル事業に向いているように思います。
日本の経済にとっては50兆円の市場というのは大変魅力的であり、今後の日本を支える産業になるのかもしれません。でもその前に、環境を考えるときに、リサイクルだけで本当に良いのでしょうか?
このままいくと、日本の国会議事堂もリサイクル繊維を使った合成繊維のタイルカーペットを敷く、なんていう世界ではありえないことを言い出しそうな気がします。
堀田カーペットにもよく問い合わせがあります。「堀田カーペットのウールはリサイクルですか?」
ウールは羊の毛です。羊の毛は年に1~2回刈られます。そしてまたはえてくる。100年前も200年前も羊と人間は共存しています。これこそ本物のエコではないでしょうか?
リサイクルを考えることは大変重要なことであることに間違いはないのですが、本質を見失うととんでもない未来が待っているように思います。
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