2010年11月30日火曜日

堀田カーペットはブランド

3代目です。

最近東京に出張すると、感じることができるようになってきました。
きめ細やかかどうかは別にして、堀田カーペットというのは、ブランドになってきているということ。

堀田カーペットの社是は「ものづくり第一主義」です。

これまでのこの姿勢は、お客様に伝わってきているように思います。
真摯にものづくりに向き合う姿勢。まじめにものづくりをする姿勢。独自性あるものづくりをする姿勢。
知らず知らずのうちに、お客様にも伝わっているようです。

もう少し、きめ細やかにブランディングしていくことで、何を堀田カーペットの売りにできるのかを、整理できるように思います。

でも既に、「そこそこブランドになってるやん!」と感じることができるようになってきました。
「ものづくり第一主義」はこれからも大切にしていかなければならない精神だと思います。

知覚動考(「とにかくうごこう」)

3代目です。

面白い言葉を教わりました。
「知る・覚える・動く・考える」(とにかくこうどう)

仕事のステップです。

知って覚えて動く。それから考える。

「動く」というステップを飛ばすといいことがないそうです。
でも僕はやっぱりそれもバランスが重要だと思っています。
僕のバランスは「考える」に偏りすぎているのでもっと「動く」ことをしなければいけません。

仕事をするときに少し意識すると、しごとのやり方がかわるように思います。

情熱と仕組み

3代目です。

同友会で面白いことを聞きました。

「経営者には、情熱と仕組みをつくる能力が必要」

第一に、「会社をこうしたい!こうなりたい!」という強い思い。
次にそれを継続していくための仕組み。

両方ないと、途中で息切れしてしまうし、熱い思いがないとそもそも誰にも伝わらない。
ただ、一番難しいことは、「情熱」だけは、だれからも教えてもらえないこと。
仕事をしていく上で、「知恵」は教えることが出来ても、情熱だけは教えられない。

だからこそ、「熱い思い」をもつことができるというだけでも、すばらしいし、その「熱い思い」は大切にすべきものだと思います。

僕の「熱い思い」とはいったいなんなのか?しっかり語れるようになりたいです。

「腰越の家」オープンハウス



3代目です。

先日、オープンハウスに行ってきました。


ここの住宅の寝室に堀田カーペット「南十字星」をご採用いただきました。
2日間で約70組のお客様がお見えになり、そのうちの何名かを接客もさせていただきました。

壁は「ポーターズペイント」、床は「woolfooring」という内装で、大変美しい仕上がりになっていました。
カーペットは、なかなか敷きこんでいる状態をお見せすることができませんが、こうやってオープンハウスをしていただいたときには、実際に足で踏んで触って、座ってご説明ができます。
座っているだけで気持ちがいいと感じていただけます。

これからも、こうやってカーペットの空間が増えていけばいいなあと思います。

オリエンタル産業の皆様、NIIZEKI STUDIO新関さん、本当にありがとうございました。
勉強になりましたし、有意義な時間をすごすことが出来ました。

なにより家がめっちゃかっこよかったです!

2010年11月25日木曜日

「woolflooring Style Book Vol.1」完成!

3代目です。

約2年間かけてつくってきた別注サンプル帳「woolfooring Style Book Vol.1」がようやく完成しました。
様々なウール、ウィルトンの織りの可能性を存分に表現した別注サンプル帳です。

お客様お一人お一人にシリアルナンバー入りでお届けするサンプル帳です。

このサンプル帳作成には、仕入先様をはじめ多くの方にお世話になりました。
ようやくそのご報告ができます。

本当にありがとうございました。

これからが本番!このサンプル帳を活かしてウィルトンカーペットをお使いいただけるように営業しないといけません!

2010年11月24日水曜日

JAPANTEX2010

3代目です。

11/17~19で、東京ビッグサイトでJAPANTEXが行われました。
堀田カーペットもカーペット工業組合の中のブースで展示させていただきました。

これまでの展示とは違って、織りカーペットメーカーである、スミヨシ、ニッシンカーペット、村上敷物、堀田カーペットの4社が共同で「Wool Woven Project 2010」と題し、それぞれの特徴を活かし、ウールの織りカーペットの展示をさせてもらいました。

これまでの個別展示にくらべ、同じコンセプトにしたがって展示したことは、意味があったことのように思います。

ただ、JAPANTEX出展社、参加者も含めて、年々展示そのものが衰退し、展示社数、来場者数も減っていると感じていると思います。僕もまだJAPANTEXをみにいくようになって3年ですが、海外の展示会に比べて圧倒的に人が少ないと感じてしまいます。

最近どんどん住宅ではフローリングになっており、住宅をたてるときに「カーペットはどうですか?」と紹介すらされていない、「カーペットはかっこ悪い」というお客様がほとんどです。

今日競艇小僧とも話をしていたのですが、これからカーペット工業組合のブースは、全会員が協力して「空間でカーペットを見せる」、「住まい方や空間を提案する」ことが必要ではないか、と思います。
カーペットにかかわるほとんどの会社が会員であるカーペット工業組合全員で、「住まい方の提案」ができるブースがつくれれば、もっと活気のある展示会、前向きな仕事ができるのではないかと思います。

人任せではいけないと思うので、自ら動かないといけません。
がんばります!

2010年11月22日月曜日

行動し変化する

3代目です。

先週はJAPANTEXで東京にいっており、なかなかブログ更新できませんでした。
最近感じていることですが、堀田カーペットの動きというのは、毎日が新しいことの連続。
通常の仕事の流れというのが少なく、新しいことへのチャレンジが大変多い会社です。

新商品の開発、新規お得意先様の開拓、を中心に、社内の体制を変化させていたったり、サンプル帳のつくり方をかえてみたり・・。

社長の口癖

「変化しなければ残らない」

僕は、頭で考えるということは比較的得意なほうなのですが、それを行動に移すということが苦手です。こんなことをブログで発表することでもないのですが、ある意味書くことで自分へのプレッシャーにもなります。
新しいことにチャレンジする、変化するということは、考えること以上に行動しなければいけないことが多い。

苦手とかいっている場合ではなく、行動するしかありません。
「行動」って動けばいいのですが、動くということが、とても難しいことであることが、いまさらながら少しずつわかってきました。

自分がかわれば相手がかわる。
相手がかわるのをまっていても、いいわけしかでてきません。
行動しなければなりません!

I'm Home no.49


3代目です。

I'm Home no.49のラグカーペット特集に堀田カーペットをご紹介いただきました。(P37)

2010年11月17日水曜日

やって見せてやらせてみてほめる・・続き

3代目です。

このブログの読者になってしまっているうちの常務から、「やって見せてやらせてみてほめる」(山本五十六)には続きがあると聞きました。

それは

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

「やっている姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず」

この後の言葉はめっちゃ重要だと思います。

任せる。感謝し見守る。信頼する。


どれも簡単ではないですね。意識しないとできないことだと思います。


でも実は山本五十六のオリジナルではないようです。

上杉鷹山の「してみせて 言って聞かせて させてみる」に影響のようです。

それを山本五十六なりに解釈して追加したものらしいです。

もう一度上杉庸山読み返してみたいと思います。




やって見せてやらせてみてほめる

3代目です。

社長に言われること。

「人は知識の伝達より行動の伝達」
「言って聞かせるのは難しい」

2つともそのとおりで、自分に欠けている部分であることを、再度気づかされながらも、一部反発。
「言って聞かせるのが難しいからやらせる」ではいけないように思う。

「言って聞かせる」というより「思い」や「意味」を伝える、というのが僕の感覚。
そもそも難しいことはわかっているけれど、「言って聞かせられないからやらせる」では、やってられない。
これは僕の性格なのかもしれませんが、やらされていることほど面白くないことはない。
なぜそれをするのか?やればなにがそこにはあるのか?がわかるから、やっていても面白いし、改善も生まれてくるものだと思う。

どちらか片一方では、だめだと思います。

「思いを伝える。行動と言葉で。」

が僕の感覚です。

「行動で伝える」

できていないことは、意識しないとできないので、意識しようと思います。

そして最後に重要なのが、「ほめる」。
「やってみせてやらせてみてほめる」
「ほめる」ステップがぬけると、もっともっとやらされ感しか残りません。

偉い人がいう言葉には、重みがあります。

さあ、今日からまたがんばっていきます。

2010年11月15日月曜日

エクシブ京都八瀬





3代目です。

先日エクシブ京都八瀬にいってきました。
まだちょっと紅葉には早かったのですが、八瀬というのは本当に落ち着いたいい場所にあります。
ホテルもめちゃくちゃ綺麗ですし、泊まりたいですね!

相変わらず写真がへたくそなので綺麗さが伝わりませんが、ぜひ一度訪れてみてほしいホテルです。

八瀬から少し比叡山に向かって走ったところに、お漬物屋さんがあります。
そこでいただいたきゅうりの漬物丸ごと一本。2本も食べちゃいました。

おいしいもの食べると幸せな気分になります。
1本200円。ちょっと高いですが、ぜひ!

人生初のボクシング観戦!


3代目です。

同友会で一緒に勉強しているユニフォーム屋さんアスカの久田さんは、プロボクサーで日本ランカーです。
彼のボクシングの試合の応援に行ってきました。

見事7ラウンドKO勝利!

めちゃくちゃ興奮しました。
来年には日本チャンピオンを狙っているそうです。

なんだかボクシングやってみたくなりました。

はじめて観戦したのですが、迫力もすごいですし、やっぱり知り合いが出場してKO勝利。感動しました。
これからも応援していきたいと思います。

日本チャンピオンにとどまらず世界チャンピオン目指してがんばってほしいなあと思います。

2010年11月10日水曜日

施工職人

3代目です。

昨日貝塚のマンションの施工に行ってきました。
いつも行って思うことなのですが、堀田カーペットの商品は最高(自画自賛・・笑)ですが、それは優秀な施工職人がいてこそです。

なのですが、織物のカーペットの減少により織物を施工できる職人が減っています。
職人というのは、本当にすごくて、カーペットを広げる、カーペットを搬入するというだけでも職人の技術が光ります。でもそんな職人が注目されることはほとんどなく、実際にお使いのお客様がそういった技術を知る機会というのはほとんどありません。当たり前かもしれませんが・・。

でもなんとかこの技術や職人魂をお客様に知って頂きたい!

どんどんそんな思いが強くなってきました。
まずは堀田カーペットホームページで、そのことをご紹介できるようにしていきたいと思います。
実際にホームページを更新するというのも、なかなかハードルが高いのですが・・。
織り技術ワールドカップの話しとともに、ホームページもすすめていきたいと思います。

僕がやりたいことは、もしかしたら織りカーペットの文化を広め、継承する、ということなのかもしれません。
この辺も自分の腹におとしていきたいと思います。

織り屋ワールドカップ!(昨日の続き)

3代目です。

昨日の続きです。
織り屋さん4社での技術ワールドカップの話を、ツイッター上でつぶやいたら、ある設計さんからぜひ見たい!と励ましのコメントを頂きました。友人からもメールをもらい、おもしろい発想だと。

一回目はなかなか人を呼べるような開催が出来るか不安ですが、社外の人や関係者、お客様まで巻き込めるようになれば、もっともっと可能性が広がりそうです。
これだけ少なくなってしまった織り屋全社が集まるとなれば、マスコミも呼ぶことができると思います。

なんか本気で出来るような気がしてきました。あとは、織り屋さん4社の情熱と熱意。普段はコンペチターになることもありますが、技術競争はもっともっとお互いを育てるようにも思います。

ニッシンさん、村上さん、スミヨシさん。
僕から電話します!一度集まりましょう!来年開催しましょう。


2010年11月9日火曜日

織カーペット屋の皆様

3代目です。

日本でわずか4社しかいない、織カーペットメーカーの皆様ニッシンさん、村上さん、スミヨシさん。もしこのブログを読んでいただいているならば、ぜひともご連絡ください。

4社で年に1回、ワールドカップ開催しませんか??

内容は、「結びスピード選手権」、「カット梱包選手権」、「カーペット検定試験」等々現場のみんなを集めて、会社対抗勝負や、個人戦でもりあがりませんか?

まだまだ内容はつめないといけないこといっぱいですが、わずかに4社しかない織りカーペット屋です。技術の継承や技術者のモチベーション、パートさんのモチベーションアップをみんなでやっていきませんか?

昨日競艇小僧、M.マネージャーと話しをしていたのですが、やっぱり仕事を楽しくしたい!現場みんなの楽しい笑顔がみたい!そんな話しをしていました。
どうなるかはまったく予想できませんが、おもしろい企画じゃないですか?
一年毎に各社を回る。

どうでしょうか、こんなの??

約束を守るということ

3代目です。

先日事務所で負荷のバランスが悪いという問題を解決するために、ミーティングを持ちました。
そのときは大変いい議論ができ、全員で気持ちよく、それぞれ責任をしっかり持って仕事をしよう、ということで役割を分散することになったのですが、僕一人、できていないことがありました。
反省です。

リーダーは、人をひきつけ高い志をもって大事をやってのけることが大切だと学びました。

人をひきつけるためには、約束事をきちんと守ること。一番基本的なことなのかもしれませんが、約束が守れないと人の信用、信頼を失ってしまいます。リーダーとしては失格。
今回はたまたま社内のことだったので、挽回することが可能かもしれませんが、これが新規のお得意先であったら・・。

した約束は守る。本当に反省です。努力が必要です。今日からまた気持ちをあらたにがんばっていきたいと思います。

した約束を守るという約束。

2010年11月8日月曜日

ツイッターすごいです!

3代目です。

僕の日課はツイッターとブログ。
ブログも読んで頂いている方もいるようで大変ありがたいお話なのですが、ツイッターは読んで頂いた人から反応が返ってくるのでおもしろいです。

堀田カーペットのサンプル帳持ってるよとか、以前工場見学したことあるよとか、良く使ってるよとか・・。

こういったお客様(ファン)がいてくれていることは、大変ありがたく、こうやってつながるところがツイッターのすごいところですね!

そもそもお客様の情報を僕たちが知らないことが問題なのですが・・。
でも、これからもツイッターとブログを続けて堀田カーペットのファンになって頂ける方を、少しずつ増やしていければと思います。
僕たちは、そのファンの方々の期待を裏切らないように、「独自性ある本物」を創造していかなければならないのだと思います。

2010年11月7日日曜日

ブランドのはじめかた

3代目です。

昨日今日と少し時間ができたので、本をじっくり読んでいました。

中川 淳   中川政七商店十三代目

僕は両名にも実際にお会いしてブランディングについていろいろ教わりました。
ブランディングどうこうというより、両名ともに人間としてすばらしい方で、お話しをさせて頂いているだけでオーラを感じる方々です。

さて、僕がこの本を読んで思ったこと。

・堀田カーペットはまだまだものづくり屋の自己満足で終わっている
  本の中にも出てきますが、僕たちの頭に「いいものをつくっているのになぜ売れない?」「こんなにす ばらしいのになぜ買わない?」とどこかで思っているように思います。

・ブランディングをすれば本当にうまくいくのか?
  本の中の事例では、うまくいった事例ばかりが並んでいますが、ブランディングを正しい方法ででき
 れば、会社の売上げや利益、ビジョンの達成に結びつくのか?

僕はこの本を読んで総じて心に響くし、自分がやりたいと思っていることに近い。

ブランディング=経営指針の見える化

だとも思います。ではなぜ思い切れないのか?やはり自分の覚悟のなさが原因なのでしょうか?
もう少し自分を見つめてみたいと思います。

2010年11月2日火曜日

カーペットの住み方を売る

3代目です。

前にも一度書いたことがあるのですが、自分の中でどんどん腹におちてきました。
これまでの堀田カーペットは、カーペットを提案する会社であったと思います。
でも今僕の思いは、カーペットをご提供する会社ではなく、お客様にカーペットの豊かで癒しのある生活をご提供する会社だと思っています。

同じカーペットをご提案するわけですが、ぜんぜん意味が違うと思っています。

カーペットをご提供するだけでは、お客様の顔はそこには存在しません。
お客様に喜んで頂くことが基本であるべきです。

結局なんだかんだ考えていくと、経営理念に近づいてくるように思います。
まだうまく説明できませんが、近いうちに経営理念と営業活動を結び付けられるくらいはらに落としていきたいと思っています。

2010年11月1日月曜日

カーペット工房峰田

3代目です。

先週山形に出張してきました。
そこで、山形でフックカーペットを製造するカーペット工房峰田さんにもお邪魔して、フックの工程を見せて頂きました。

僕たちウィルトンカーペット(織カーペット)とはまったく違う世界のカーペットです。

一本一本仕上げていく工法である、フック。ロットが非常に小さくラグを展開するショップさん、ラグ一本を別注したいインテリアコーディネーターさんや設計さんには向いている工法でもあります。

峰田さんは本当に小さな工房で、一本一本愛情こめてつくっておられる、熱心なカーペット屋さんです。
われわれ堀田カーペットだけでなく、ものづくりの現場は、ものに愛情をこめて生産しています。

この愛情をうまくエンドユーザーさんにお伝えして、満足いただける買い物をしていただかなければなりません。
良い刺激をうけて帰ってきました。それにしても山形、遠いです。

また機会をみつけてお伺いしてみたいと思います。