2010年6月29日火曜日

うそをつかない経営

3代目です。

先日、オム印刷の社長松本さんの公演を聴いてきました。下請け仕事が中心の印刷業の中で、自社でデザインも手がけ一部上場会社と直接取引をされている数少ないシール印刷メーカーさんです。

この時代に存続しているということは、もちろんいろいろな戦略をもって経営されてこられているからこそだとは思いますが、僕がそれ以上に感銘を受けたことは、「社員と本気で向き合っている会社だ」ということです。

松本さん曰く
「社員には絶対にうそをつかない経営をする」

20周年、25周年には、社員と海外に慰安旅行にいくと約束したら、それを必ず守るそうです。
社員の夢を聞いたときに、何人かがバーを経営したいと答えたそうです。
ここからがすごい!
実際にバーを経営し始めたそうです。結果は大失敗。友達が飲みにきては酒をのませ、連日赤字が続き、最終的には閉店・・。
松本さんは、いまどきではありえないような暴言も社員さんに言うそうです。

こうやって社員と本気で向き合うからこそ、社員は社長についてくる。

なかなかまねできることではないし(僕は無理)、このまままねすればよいというわけではないけれど、社員と本気で向き合うことは、絶対にわすれてはいけない経営者の責任だと思います。
堀田カーペットももっともっと社員とのコミュニケーションを深めて、全員が一緒に前に進める会社にしていきたいと思います。

日本のものづくりのすばらしさとデザイン




3代目です。

先日北海道の家具メーカーの見学に行ってきました。
カーペットとはまったく関係ないように思いますが、ところどころカーペットのものづくにも応用できるのではないかと思うこともありました。
堀田カーペットのつくる「ウールの織り」カーペットも、織工の技でつくられていますが、家具も同じように職人技で、技術の伝承には苦労されているようです。

さて、デザイナー曰く

「日本のものづくりは、本当にすばらしい。でもデザインがまったくだめ。これだけすばらしいものづくりの技術があるにもかかわらず、使いたい商品がない。せっかくの技術がもったいない。世界とわたりあうためには、デザインも大変重要だ。」

堀田カーペットも、さらにもう一歩も二歩も商品力をあげていかないといけないと感じました。

異業種でありながら、ものづくりを勉強することは、何かしら刺激を受けます。
さらに一生懸命ものづくりに励まないといけないと思った北海道出張でした。

2010年6月24日木曜日

HDCクラブ

3代目です。

堀田カーペットにはHDCクラブというリーダー会議があります。
これまでは、議長は僕がしていたのですが、なかなか僕が発言するとみんなから意見が出てこないので、M.マネージャーの提案で今日から議長をリーダーで回すことになりました。

HDCクラブの中で、本の読みまわしもしているのですが(今読んでいる本は「もしドラ」)、その本を読み終わるまでは議長を続けることになっています。

初日にしては、良い感じで会議は進み、いろいろな意見も出ました。

思っている以上にリーダーはいろいろなことを考え行動してくれています。
HDCクラブが立ち上がりそろそろ1年半になりますが、ようやくおもしろい会議になってきたように思います。

次は、HDCクラブ内に委員会を立ち上げてみようかと思っています。リーダーがトップにたって、他の社員も巻き込むことが目標です。

楽しみです。

2010年6月23日水曜日

中小企業憲章

3代目です。

6/18に「中小企業憲章」というものが閣議決定されたそうです。
中小企業同友会が中小企業の経営環境を改善していくために定めた憲章です。

正直、中身をしっかりと確認したわけではないので、何がどう改善されるのかはよくわかりませんが、われわれ中小企業にとっては大変ありがたいことであることは間違いありません。

僕は、前にもかきましたが、「零細」「中小企業」という言葉をいいわけにすることがめちゃくちゃ嫌いです。一部上場企業にできて中小企業にできないことは、あるのかもしれませんが、それをいいわけにして「だからできない」というのは、中小企業の甘えです。

今回の閣議決定に甘えることなく、中小企業でも上場企業に負けない企業体質をつくっていきたいと思います。

2010年6月22日火曜日

はいはいの効用

3代目です。

日経新聞に「はいはいの効用」という特集記事が組まれていました。
アメリカの人類学者が発表した内容です。

はいはいの効用
1.幼児の地肩をつくる基礎になる
2.手先に注意しながら這うため、自然に注意力と眼の焦点調整を養う訓練
です。

「はいはいとカーペット何が関係あるのか?」

実際に赤ちゃんがいるお宅で、フローリングの生活をされている方は経験があるかもしれませんが、フローリングはすべってはいはいをしにくいものです。
そのために赤ちゃんは、地肩が出来る前、眼の焦点調整の訓練の途中で立とうとする傾向にあります。
以前にエチカの鏡でもやっていましたが、はいはいは赤ちゃんの脳の発展にも影響があるようです。

カーペットは大変滑りにくくはいはいをするのに、赤ちゃんにとって快適な床材です。
また、フローリングに対し、ホコリがまいにくいために、空気も綺麗です。

赤ちゃんがいる家庭や、ペットがいる家庭は、カーペットを避けがちですが、赤ちゃんにとって、ペットにとってみるとこんなに快適な床材はないんですよ!

ぜひ、赤ちゃんのためにウールの織りカーペットをご家庭に!

めっちゃうれしい出来事

3代目です。

さきほど、現在建築中のご自宅用にと、お客様が弊社のホームページをみてお問い合わせくださいました。HDC603(南十字星)をご検討いただいており、色をお悩みでどちらが合いますか?というお問い合わせでした。

お客様の実際のお部屋や、家具の質感もわからない中ですが、お客様にとっては夢のご自宅。中途半端な回答はできない・・。悩んでしまいました・・。
でも、こうやって直接お使い頂くかたからお問い合わせいただけることは、本当にうれしいことで、社内大騒ぎでこっちがよい、あっちがよいと話をしていました。

現在建築真っ最中とのことです。

陰ながらお客様の家の完成を楽しみにすると同時に、HDC603が敷かれた空間がどんなものになるのか、想像して楽しんでいます。

お客様の「感動」の中に、堀田カーペットのカーペットがあれば、最高にうれしく、誇りに思います。

2010年6月19日土曜日

Neocon in Chicago




競艇小僧です。

先日Chicagoで行われたNeoconに行ってきました。
コントラクト用家具展示会。

相変わらず海外は商品の”見せ方”は抜群である。
インターネット大国USAの力を存分に拝見できた。

"i pad"・・・である。
Absolutely, it's a cool!!と云える。
商品説明から空間調和まで全てipadで閲覧できるようになっている。
展示会場ではipadを見ながら詳細な展示品の説明をしてくれる。
この一連の見せ方の流れに私はすごい”女性らしさ”を感じた。
まるで自分の洋服選びかの如く楽しく商品を選りすぐる女性デザイナーのstylishな姿・・・。

めくりにくい大きく重い見本帳を斜めから見ている日本のインテリアコーディネーター。
日本インテリアメーカーの大きな改善点であることは間違いない。

もう一つ印象深いのは各会社の”独自性”。
どのブースに行っても会社の商品路線が明確である。
”あっ、この会社はこっち系ね。”と一目瞭然。

ある海外の方は日本のタイルカーペット業界には色や商品の標準的規格が存在するんですか?と質問されたそうです。
強烈な嫌味であるが本当にそう感じてしまうのでしょう・・・。
ここは日本のお家芸”ものまね”を"Creativity and Originality"にしなければなりません。

”決して隣の芝が青いわけではない。”
我々日本人は肝に命じなければならない。
必ず日本っぽい”見せ方”や”独自性”があるはずです。
”Kage、Seijyaku、Fuzei、Ma、Yoin”単語はいくらでもあります。
言葉や文章として表現しにくい精神的な距離感にMade in Japanの良さがあります。

これを表現することが日本メーカーである我々が発信しなければならないことである。
海外展示会に行って改めて感じたことかな。

写真はガゼッタ”競艇小僧”の点数6.5の2枚。

Nikonのシャッター音をシカゴで強烈に発信してきた旅でした。

2010年6月18日金曜日

建築とは影をつくること by 乾久美子

3代目です。

一級建築士乾久美子は、建築をどうつくるのか?ではなく建築とはなんのか?を考えるそうです。

「建築とは影をつくること」

なんだかよくわからないのですが、なんとなく気になる言葉です。
影は、日本の文化にも多く存在するものです。日本庭園、日本家屋、影を演出しています。
「影」というのは、空間に奥行きと質感を与えてくれます。

堀田カーペットの商品も、「影」を意識したものづくりをしています。
カーペットを通じて「生命ある空間」をつくっていきたいと思います。

2010年6月17日木曜日

リーダーに求められる能力

3代目です。

昨日外部研修の見学に行ってきました。
そこでリーダーに求められる能力の話がありました。

「部下育成」

部下育成には5つのステップがあります。
1.意欲を引き出す
2.戦力になる人材にする
3.仕事を任せられる人材にする
4.部下を持たせられる人材にする
5.そういった人材をたくさん育てる

堀田カーペットは、パートさんを含めても30名程度しかいない小さな会社です。
HDCクラブという会議を持って、リーダーを4名決めて組織をつくろうとしています。
上に書いたような5つのステップが考えられるような仕組みがそもそも必要だと感じています。

僕の宿題は、
それぞれのリーダーに部下をつくる。
リーダーの責任を明確にする。
です。

がんばります!

2010年6月16日水曜日

環境を考える

3代目です。

本日の記事に、2030年にはCO2削減事業が50兆円をこえるというものがありました。
現在国の施策は、ほとんどがリサイクル事業に向いているように思います。
日本の経済にとっては50兆円の市場というのは大変魅力的であり、今後の日本を支える産業になるのかもしれません。でもその前に、環境を考えるときに、リサイクルだけで本当に良いのでしょうか?

このままいくと、日本の国会議事堂もリサイクル繊維を使った合成繊維のタイルカーペットを敷く、なんていう世界ではありえないことを言い出しそうな気がします。

堀田カーペットにもよく問い合わせがあります。「堀田カーペットのウールはリサイクルですか?」

ウールは羊の毛です。羊の毛は年に1~2回刈られます。そしてまたはえてくる。100年前も200年前も羊と人間は共存しています。これこそ本物のエコではないでしょうか?

リサイクルを考えることは大変重要なことであることに間違いはないのですが、本質を見失うととんでもない未来が待っているように思います。

2010年6月15日火曜日

日本代表初戦勝利

3代目です。

サッカーファンにとっては、4年に一度の眠れない日々が続きます。
昨日は日本が1-0で勝利。国と国ががちんこで戦う姿は、感動します。普段の国際親善試合とはまったく雰囲気も違います。

でも1つ気になったこと。

試合終了して、日本選手が目標を達成したかのように喜んでいたこと。
インタビューでは次の試合に切り替えていくといっていましたが、目標はあくまでもベスト4のはず。
まだまだ先は長いし、カメルーン以上にオランダ、デンマークの方があきらかに強豪です。
本当にきりかえて頑張ってほしいです。

堀田カーペットでも、商品開発という大きな目標を達成すると、なんとなく終わった気分になってしまいますが、それを売ってはじめて仕事になります。
僕たちも肝に銘じておかなえればなりません。

2010年6月14日月曜日

ナレッジキャピタル



3代目です。

6/10、11で開催されている大阪ナレッジキャピタルのイベントを見に行ってきました。
ナレッジキャピタルは、現在開発されている大阪駅北ヤード開発のプロジェクトです。「次の未来生活や新しいビジネスが生み出される仕組み」を目標に掲げ、官民共同プロジェクトです。
このイベントに弊社ラグをお使いいただきました。

こうやって、いろいろな方に踏んで体感いただくことはとてもうれしいことです。

もっとウールの織りカーペットを実際に体感してもらえる努力をしていかなければなりません。

マンションリフォーム施工



3代目です。

相変わらず競艇小僧は、文章力があるなあと「identity」を呼んでおもいました。独特の感性な気がします。
さて、6/9にマンションリフォームの現場の立会いにいってきました。
大阪の超高級マンションで、寝室2部屋に弊社のカーペットを選んでいただきました。

もともとは「置き敷き」をご要望されていたのですが、せっかく敷き込むのであれば、間違いなく工事をしたほうが綺麗におさまりますし、なによりも長くお使いいただけます。

リフォームのときに気をつけるポイントは2つ
・間仕切り
・ちり

通常リフォーム前というのは、フローリングを敷かれているお宅が多いので、フローリングとカーペットの間の間仕切りをどうするのかということは、とても重要なポイントになります。
今回の現場は、フローリングと同じ色の間仕切りを準備されていました。

ちりについては、新築でも重要なポイントになりますが、カーペットで床の高さがあがるため、ドアも少し切ってもらうことになりました。

施工に立ち合わせもらうと、本当に重要性を再認識します。どんなに良いカーペットでも、施工の方法を間違えると、まったく価値観のないものになってしまします。
今回の現場の職人さんはとても施工がうまく、いろいろなトラブルもありましたが、臨機応変に対応いただきました。感謝です。

もっと多くの現場を見て、理解を深める必要があると思いました。

2010年6月9日水曜日

Identity

競艇小僧です。

もうすぐ4年に一度のワールドカップです。
弱小日本を応援しようと思う。
今日はそのワールドカップに熱い想いを掛けた2人の話。

鄭大世(チョンテセ)と李忠成。

鄭大世は在日として日本で育ち現在もJリーグに所属しているが北朝鮮代表としてワールドカップに挑む。
一方、李忠成は今回はフル代表には出場しないが日本代表として次回ワールドカップに挑む。

彼らは自分のIdentityに疑問を抱き迷い葛藤の中それぞれ異なる選択をし、サッカーを通じて同じ境遇の方に多くの希望と道を示しています。

私も12年以上付き合いのある在日の親友がいます。
彼と話すと毎回彼のIdentitiyに対する力に感服すると同時に自分のIdentityのなさにも感服します。
時として羨ましいくらい純直にIdentityについて語る彼の美しい眼。
自分のポジション・道をどこに置き、どう生きるか・・・。
ワールドカップを機に今一度自分のIdentityを見直す良い機会です。

ここで競艇小僧のワールドカップ予想!!
日本 VS カメルーン   1-1
日本 VS オランダ     0-2
日本 VS デンマーク   0-1 (希望を込めて1-1)

但し、得点はセットプレーに限る。
優勝はここだけの話ですが無敵艦隊です。

2010年6月8日火曜日

フィーカと煙草部屋

3代目です。

スウェーデンの企業にはフィーカ(コーヒーブレイク)という風習があるそうです。決まった時間にお茶とおかしでおしゃべりをする。仕事の話もあれば、スポーツの話、家族の話もある。

日本では、煙草部屋といったところでしょうか。

ただ、フィーカのすごいところは、これが組織上しっかりと必要性がが認識されており、フィーカの場でも意思決定があるそうです。
(「上司が無能」で「部下がバカ」なのには理由がある 著:可兜鈴一郎)

ざっくばらんなコミュニケーションの場でありながら、意思決定がされる会議の場でもある。
これが組織として成り立っているところにすごさがありますね。
単にまねをしただけでは、みんなの休憩時間が延長されることくらいにしかなりません。

現場の声を聞き、さらにそれがすぐにフィードバックされる組織。
イケアやH&Mの強さの秘訣なのかもしれません。

やっぱり経営はバランス

3代目です。

「経営の精神」著:加護野忠男

経営の精神は①市民精神②企業精神③営利精神の3種類。
昨今市民製品が衰微し、企業精神が弱体化し、営利精神ばかり強くなっている。

まさしくそう思います。
もうかればなんでもやる。

経営はまさしくバランス。営利精神はその中でももっとも重要かもしれません。でも市民精神、企業精神をなくしてしまうと、なんのために仕事してるの?われわれは何屋なの?「幸せ」ってなんなの?と自己矛盾をおこしてしまうと思います。

堀田カーペット何をする会社なのか?事業を通じてどうなりたいのか?その先に幸せがある。
そんな経営理念を早くつり、社員と共有して実践していきたいものです。

2010年6月7日月曜日

東京都が子育て住宅指針48項目を示した

3代目です。

東京都が子育てのための住宅指針を示したようです。
全部を確認していませんが、第1ページ目からいきなりフローリングから始まっています。

本当に子供のことを考えると、ウールの織りカーペットを選択すべきです。

安全・・すべらない。
健康・・ホルムアルデヒドを吸着する。ホコリがまわない。
快適・・遊ぶ空間が広がる。

ウールの織りカーペットの良さを、国、都道府県の住宅を考える皆様にも訴えていかないといけませんね。

2010年6月4日金曜日

小さな会社のブランディング

3代目です。

こんな記事を見つけました。

キーワード「冷やし」。

床屋さんがこのキーワードで差別化をはかる。
やはり他の会社と同じ事をしていても生き残れません。

「どんどん新しいことにチャレンジしていかないと」と思わせてくれる記事でした。

北海道最高!



3代目です。

北海道。僕は大学時代4年間過ごしたのですが、やっぱりよいところでした。
久しぶりに大学にも行ってきました。相変わらず最高によい環境です。緑がおおく本当自然がいっぱいです。

大学卒業との時は、なんとか北海道に残れないか真剣に考えましたが、就職先がやはり少ないですね。全国的に不景気は続いていますが、北海道も同じようです。すすきのに大学時代の友人と飲みに行ってきましたが、昔よくいっていた飲み屋さんも軒並みつぶれて新しいお店になっていました。

「いつか北海道に堀田カーペットのショールームを」

なんていう夢の夢の夢の・・・を考えながら大阪に帰ってきました。

家具屋がつくる家




3代目です。

昨日まで北海道にいっていました。
北海道で出会った家具屋さん「INZONE with ACTUS」

工務店さんと家具屋さんがくっついたお店なのでしょうか?!
家までつくってるんです。

第1にソファーを決めましょう
第2に床
第3に壁
第4に箱(家)

斬新な発想です。

時代はどんどん変化しています。堀田カーペットも変化なくして生き残っていませんね。
行動するといろいろなきづきがあります。
社内だけ、業界だけではなく、いろいろなものに目を向けるべきです。

2010年6月1日火曜日

「人」に対する意識

3代目です。

今日は珍しい時間に更新です。
先ほどオリエンタル産業社長「的場メモ」を読んでいました。「固定概念と既成概念」。

社員が自分の思いを語る。
それを聞いた社長が涙する。

堀田カーペットは、商品に対する思いやものづくりについては決して妥協をせずいろいろな方法や新商品を開発しています。
でも人材開発については、まだまだ。人を決して大切にしていないわけではないし、その思いは同じ。でも方法がまずい。そんな感じがします。

「人が大事」

「人」についてもいろいろな方法を考えなければいけないし、もっと時間をさかなければいけないと思いました。

住宅着工件数17ヶ月ぶりに増加

3代目です。

昨日のニュースで住宅着工件数が少しではありますが増加したそうです。
お客様にお伺いすると、確かに着工件数は若干戻っている感があるようですが、まだまだ予算は厳しく、不景気を脱出したわけではなさそうです。

不景気だからこそチャンスがある。

と思いたいところですが、不景気というやつは精神的にも実質的にも厳しいですねえ・・。
未来には不安があるけれど、「一日一生」。
今日出来ることを精一杯やっていきたいと思います。

今日から6月

3代目です。

あっという間に今年も5ヶ月過ぎてしまいました。ブログを開始してから約6ヶ月。
本当に月日がたつのは早いです。

今年立てた目標「知恵・情熱・意志」を、もう一度思い出し、「一日一生」でがんばらなければなりません。

会社としてたてた目標も、残り7ヶ月でやりとげなければ!
さあ、気合をいれていざ6月スタート!

シックハウス症候群対策

3代目です。

以前に「シックハウス症候群対策を施した家」という題で、「炭の家」をご紹介しました。
2003年に施行された建築基準法のシックハウス症候群対策。
少し前の記事になりますが、北海道札幌市でシックハウス症候群が問題になったようです。

今回の現場はコルクボードを張った際の接着剤が問題だったそうですが、ウールはシックハウス症候群の原因であるホルムアルデヒドや今回問題になったトルエンでさえも吸着する効果があります。

自殺者が増え、健康問題が取りざたされる今だからこそ、ウールのカーペットは見直されるべきときなのですが、不景気のせいか、なかなか予算をとってもらえず床にお金をかけてもらえないのが現状です。

「床」は生活する上で人がもっとも多く触れるものです。家をたてる際に、「見えるもの」にお金をかけてしまいがちですが、「触れるもの」こそもっと重要なものではないでしょうか?もっともっとお客様にわかりやすくお伝えしなければなりませんね。