2010年2月26日金曜日

中国マネー

3代目です。

かれこれ何年も前から、中国の爆発的な成長が取りざたされていますが、最近おかしな現象がおこっているようです。

日本メーカーが中国で作った安いものを日本に輸入して販売する。
中国メーカーが日本で作った高いものを中国に輸入して中国で販売する。

模倣品の氾濫に中国に対して批判してきた日本が、中国で日本製の模倣品を製作し、かつそれを日本人が購入しているのです。

日本人は、「本物」という言葉を忘れてしまったのでしょうか?安ければOKなのでしょうか?
きっとそんなことはないはずです。
われわれメーカーも、もっともっと「本物」をアピールしていかないといけませんね。

2010年2月25日木曜日

帝国ホテル


3代目です。

先日東京出張の際にカーペットを織らせていただいている帝国ホテルに宿泊してきました。
さすが帝国ホテル、と思うカーペットがしかれていました。

お使いになられるお客様にとって、どのようなものづくりをしているかは、関係ないことかもしれませんが、やはりウィルトン織機で製織したカーペットは柄が鮮明でコシのあるカーペットでした。

目に入る中で、床材は大変大きな面積をしめています。
床材によって空間そのものの質感も大きくかわりますよね。

こういった質感にこだわるホテルがふえてくれるといいなあと思います。

2010年2月24日水曜日

アンテナを高くすること

3代目です。

仕事をする中で、必ずといっていいほど、「感性を磨け!」「アンテナを高くしろ!」などという支持をうけたり、逆に指示したりすることがあります。

そもそもこれはなんなのか?

アンテナを高くすること=いろいろな出来事を自分のことに置き換えること

日経新聞をよんだり、いろんな本をよんだりします。
そのときに、いかに自分が置かれている環境に置き換えることができるのか。

これがアンテナを高くすることなのだと思います。

運命を選択する時、運命を受け入れる時

3代目です。

先週末に、僕の恩師である横浜国立大学教授柴田先生のゼミの勉強会に参加してきました。
その中で先生が「人生をうまくいきている人」の話をされていました。

長い人生の中で、それぞれ必ず大きな人生の岐路があります。
そんなとき、徹底的に悩み、苦しんで道を選択するはずです。
そんなとき、人生をうまくいきている人は、一度選択した道を一度は受けいれるのだとおっしゃっていました。
僕もそのとおりだと思います。

悩むときは徹底的に悩む、それで出した結論を信じて、信じた道を突き進む。
このときに本気で突き進めない人は、きっと次の岐路にたったときに、後悔ばかりのこるのではないでしょうか?

経営するときも同じだと思います。一度決めた方針は、まずはやってみる!
その上で反省し、次に活かす。

この繰り返しなのではないでしょうか。

2010年2月19日金曜日

偶然の再会

3代目です。

昨日美容院'Maphae'にいってきました。
はじめて行った美容院だったのですが、そこでなんと小学校時代の同級生が美容師さんだったのです。
もう15年以上あっていなかったこともあって、話が盛り上がりまくりました。

偶然の再会ってめちゃくちゃ楽しいものですね。

なんとなく中学高校時代の同級生にも会いたくなりました。

2010年2月18日木曜日

会話上手は聞き上手

3代目です。

僕は会話をするのがとてもへたくそです。
というのも、僕はいわゆる「日常会話」がうまくできないのです。
仕事の話や悩み事みたいなことは、結構しゃべれるのですが、「・・のTV番組おもろかったなあ」なんていう会話になってしまうと、突然しゃべれなくなってしまいます。

っと今まで思っていました。
「会話がとぎれない!話し方66のルール」という本を読んで間違いに気づきました。(ちょっと恥ずかしいのですが・・)
「目からうろこ」とまではいきませんが、会話が弾まなかったのは「聞き上手」じゃなかったからなのだと気づきました。(めっちゃ普通のことなんですが・・)

「うまく相手の会話を引き出すこと」→「聞き上手」→「会話上手」

僕に聞く姿勢ができていなかったことに気づき、一つ前に進んだ気がします。

今日のブログこそ、どうでもいい話になってしまいましたね・・。
でも本を読むことは、自分に対する一番の投資のように思います。

2010年2月16日火曜日

『空気のコスト』

競艇小僧です。

皆さん、突然ですがもし”おいしい空気にかけれる値段は”と聞かれたら???

これはダイキンさんの調査ですが・・・¥1,114/月。
5年前は約2倍の\2,125/月だったそうです。

この数字の捉え方は様々でしょうが私は大変驚きました。
多くの方々がこんなにおいしい空気に関心があるとは・・・。
年間コストに換算すると約\13,500/年。
空気清浄機に加湿器・・・+α電気代。
5年間もすれば¥67,500!!!
10年すれば\135,000!!! 

少し違う切り口でおいしい空気をみてみると・・・

体重50kgの人の1日の食事摂取量は3~4kg。
一方で空気を体内に摂取している量はその5倍の20kg。
これはご飯大盛り100杯分!

オーガニック野菜など食事にお金をかけるように、おいしい空気にもお金をかけるのも
何ら不思議な気はしません。

こっそり、話をカーペットに変えていくと・・・
そうなんです!
10年間で約\135,000ものお金をかけるのであれば最初からウールカーペットを敷いてしまえばいいんです。
これで部屋にはウールカーペットと空気清浄機と加湿器も完備です。
しかも電気代0円!!
家電量販店のチラシみたいですが・・・。

”賢い買い物=本質を見抜く力+情報”ではないでしょうか・・・・。

最近買ったNikon D90いけてんかなぁと不安になる今日この頃です。

カーペットは織物!

3代目です。

昨日あらためて織りの勉強をしました。
Mマネージャーに2時間ほど時間をもらい、一から勉強しました。
既に入社して2年も経過しているにもかかわらず、まだまだわかっていないことがたくさんあり、反省です。

ちょっとだけ皆さんにも織りというか布についてご説明します。

世の中にある「布」とか「生地」と呼ばれているものは、工法にわけると3つしかないんです。
「織物」「編み物」「不織布」です。
身近なものでいうと、スーツやシャツなどは「織物」です。スーツが伸び縮みが激しいと困りますよね?同じ理由でハンカチやカーテンも織りですね。
編み物には、ジャージやニットがあります。運動するときや寝るときは、伸縮性があるほうが快適です。
不織布はあんまり見かけることがないかもしれませんが、車の内装材や家の断熱材などに使われているのが一般的です。この3つの工法でつくられた布に、後から刺繍等の加工が加えられて商品になります。
では、カーペットにはどの加工が向いているのでしょうか?そうです、絶対に織物が適しています。伸びにくく縮みにくい、カーペットが伸び縮みが激しいと踏まれて使う床材は、価値を失ってしまいます。


値段や値引率に引っ張られがちな家の商材ですが、「価値」を見極めることは重要です。
なかなか、注目されない工法による特徴の違いは、消費者である皆さんがしっかり認識しておかないと、いい買い物ができないのかもしれません。

2010年2月15日月曜日

三者三様

3代目です。

知らない間に、競艇小僧君とMマネージャーがブログを更新していました。
ブログをはじめてまだ間もないのですが、同じ会社にいながらこの二人のブログを読むのはとても楽しいです。
僕には思いもつかないことに気づき、それを自分の言葉で表現する。
これだけでとても刺激的です。

普段仕事の話をしていたり、日常のくだらない会話をしているだけでは決して分からない世界観がブログにはありますね。

これからも自分の個性をうまくいかしたブログにしていきたいものです。

2010年2月14日日曜日

『音』を詠む研ぎ澄まされた感性

競艇小僧です。

最近カメラを買って機嫌良く遊んでいると・・・
Mマネージャーが「シャッター音が良いね」と。
一度もシャッター音について気にしていなかったのでそう言えば・・・
その後ネットで調べると非常に多くの方々も同じ意見を持っていた。

ニコンのカメラのシャッターを切る『音』。
シャッター音で、被写体と向き合う自分だけの世界を一瞬にして切り取る。

シャネルの口紅の、キャップを閉めるときの『音』。
口紅を閉める音で、鏡に向き合う自分だけのメーキャップを完成させる。

レクサスのドアを閉めるときの、静かな「カチッ」という『音』。
ドアを閉める音で、自分だけの極上空間への誘い。

高級トイレの水を流した時の水の『音』
リラックスした後の小さなリッチ感。

音は本来、カメラ、口紅、車、トイレに必要な機能ではありませんが、このような付加価値がブランドの世界観を伝えるのに重要な役割を果たしているのでしょう。
ブランド品を買うことは簡単ですがブランドの世界観を理解するには非常に研ぎ澄まされた感性が必須です。

きっと私たちが創るカーペットにも違う付加価値があるはずです。
まだ、もの創りをしている私たち自身に研ぎ澄まされた感性が足りないようだ。

2010年2月13日土曜日

D・Jサリンジャー

Mgr.Mです。 

先月D・Jサリンジャーさんが亡くなられたそうです。
享年91才。

彼の代表作である『ライ麦畑でつかまえて』を
私は高校生の時に読みました。
高校を卒業するまでに2度以上読んだと記憶しています。

当時その物語の主人公に対して共感を覚えたのか反感を覚えたのか、
とにかくすごく印象に残った作品で、作者の名前『サリンジャー』と
この作品タイトル『ライ麦畑でつかまえて』はずっと覚えていました。

30才の頃、
それまで知らなかったのですが『ライ麦畑でつかまえて』は名作で
世界中の特に若い世代の人たちに読まれていると知人に聞かされました。

当日、家に帰りさっそくその本を探し出し読んでみました・・・が、
まったく読むスピードが上がらない・・・。

学生の頃この本のどこに魅力を感じたのか、
世界中の若者達がこの主人公のどこを支持しているのか・・・
そんなことを考えながら物語の半分程度で読むのを止めてしまった。

最近ニュースでサリンジャーさんの訃報を知り、
約17年ぶりにもう一度『ライ麦』を読んでみたいと思っている。

40代半ばとなった私が今、
どんな事を感じて、どんな印象を持ってこの本を読終えることが出来るのか楽しみです。

2010年2月12日金曜日

零細企業のいいところ?

3代目です。

うちの会社では「零細企業のいいところやなあ」という会話がされることがあります。
僕はこの言葉がとても嫌いです。

「零細企業のいいところ」ってなんでしょうか?

当然大企業とは違います。使えるお金がたくさんあるわけではないし、組織がしっかりしているわけでもあない、人が豊富にいるわけでもない。
いいところは、小回りがきくことだと思います。

でも小回りがきくことと、あいまいな基準しかないことは、違います。
小回りが利くよいところは、しっかり継承しつつ、あいまいになってしまう部分は戒めるべきです。
そういう会社にしていきたいです。

2010年2月11日木曜日

少しばかり喜ばしい出来事

3代目です。

最近営業にすこしずつ出ています。
結構歴史のある会社(来年50周年なんです!)なので、なかなか自分でなにかやったと思えることが少ない中で、はじめて自分が動いて問い合わせをいただきました。

たかが一件でで満足しているようでは、まだまだなのですが、悶々とする毎日の中で、少し喜ばしい出来事です。

営業に出て感じることは、いかに信用を勝ち取るか。ものすごくたくさんの営業先がある中で、なかなか一人のかたと深くお付き合いができませんが、その短い時間で自分を買ってもらう。
とても難しい話ですが、能力をつけていくこと、経験をつむことでしか解決できないですね。

まだ売上があがったわけではないのに、すこしばかりの喜びを感じた出来事でした。

2010年2月10日水曜日

We are the world!

3代目です。

突然ですが、僕の中で最高の1曲はWe are the worldです。
みなさんはメーキングビデオを見たことがあるでしょうか?どんな映画よりも感動します。
世界の飢餓撲滅にすこしでも役立つため、あれだけのアーティストがたった1日集まってレコーディングした曲。
日本でもその他の国でも似たような試みをしたプロジェクトはいくつかありますが、曲、歌詞、Mixing、どれをとってもこの曲を上回るものはないと思います。

ハイチの大地震の支援のため、あらためてWe are the worldのレコーディングがはじめられているようです。とても楽しみです。

2010年2月9日火曜日

釣竿型水中カメラ

3代目です。

僕たちの会社は、現在大阪府のものづくり創造ファンドというファンドを採択してもらい新商品開発に取り組んでおりますが、同じように採択された会社に(有)ファーストシーンという会社があります。
彼らはもともとブライダル関係のネット販売の会社でしたが、社長の趣味で、「釣り」商品を開発されました。

釣りをしていると、「魚がえさに食いつくところをみたい」という衝動から、釣竿型の水中カメラを開発されたのです。3月放送の「行列ができる法律相談所」でも紹介されるそうです。

販売も順調に伸ばされているそうです。

ここで思うことは、メディアの力のすごさ、ものづくりの面白さだと思います。
メディアで取り上げられると、一気に次の日の売上が4倍くらいになるそうです。
一方でものづくりはそうはいきません。当然販売することも難しいのですが、ものづくりには何年もかかったそうです。

僕は釣りをしませんが、魚がえさに食いつくところはみてみたいですね。

2010年2月8日月曜日

零戦を撮る

久々の競艇小僧です。

現在、デアゴスティーニで零戦をつくっています。
これが予想以上に細かい作業がたくさん・・・。
ミニ四駆や小さいプラモしか製作したことのない私にとっては初めての本格製作。
接着剤や工具等の勉強にもなりますが何より嬉しいことは達成感!!

小さな達成感の結晶が零戦という形になることをイメージしながら・・・
最近購入したNikon D90で零戦左翼部分をカシャッ!!カシャッ!!

これがここ最近の週末ライフです。
若干29歳。
少し痛い気がするが。

2年後に大きな花を咲かせようと思う。

チャリ通

3代目です。

ずいぶん久しぶりにチャリンコを買いました。
本日からチャリ通です。

中学、高校と約30分かけて、山を3つくらい越えてチャリ通していましたが、それ以来車に乗るようになり、電車すらも東京に出張のとき意外はほとんど乗らなくなっていました。

昨日そのチャリンコで近所に昼ごはんを食べがてらサイクリングに出かけました。
よく、歩くと周りにいろいろあることに気がつくといいますが、本当にそうですね。

いかに普段車に乗っているときに何もみていないかよくわかります。
わけのわからない麻雀店、ビリヤード店、ちょっとおしゃれなレストラン。
なかなか楽しいサイクリングでした。

でもやっぱりしんどいです・・。

いつまで続くかわかりませんが、できるだけ長くチャリ通続けたいものです。

2010年2月6日土曜日

トヨタ自動車

3代目です。

僕の前職である、トヨタ自動車が危機に面しているようです。
僕がつとめていたころは、トヨタ全盛期で、世界販売台数1位、生産台数1位、過去最高利益更新などと、派手なことばかりがありました。
そんな中、はじめて客観的に報道を通してトヨタを見ています。

トヨタに何がおこっているのでしょうか?

僕が思うに、何も変わっていないのだと思います。
何もかわっていないというのは、今回のプリウスの問題も、決して隠そうとしていたのではないと思います。
ただ、問題なのは、世間のトヨタに対する目が非常に厳しい中で、判断が期待値に対して遅かったのではないでしょうか?

経営者の判断のスピードによって、これだけ大きな影響があるということを、身にしみて感じる出来事です。
一部上場会社での出来事ですが、他人事ではないです。
気を引き締めて修行あるのみです!

2010年2月5日金曜日

忙しい??

3代目です。

ここ数日、景気が回復してきているわけではありませんが、結構忙しくしています。
何が忙しいのか??

よく「忙しい忙しい」と口にしがちですが、本当にそうでしょうか?僕が思うにほとんどの場合が、「気ぜわしい」というのが正しい表現だと思います。今すぐにしないといけない仕事が、物理的な時間以上にあるわけではなく、いろいろやらないといけない・・と思っていることが忙しいと感じさせるのでしょう。

僕は、この解決方法として、4Sがとても大切なのだと思います。自分の頭を整理し、いつまでに何をすればいいのかを明確にする。それだけで、「気ぜわしさ」は少しは解消するのではないでしょうか?

これがなかなかできないのですが・・。自分自身にもいいきかせないといけないですね。

2010年2月3日水曜日

赤福その2

3代目です。

皆さん情報価値ってご存知でしょうか?
われわれはものを買うときにそのものの価値をいろいろな方法で検討しています。
機能、品質、サービス・・。

最近では情報価値が大変重要な価値として取り上げられています。

赤福も、この情報価値をうまく自社のブランドに取り入れている会社の一つです。
赤福は、商品を買うと必ず「伊勢だより」という手紙が入ってくるそうです(すみません、僕は手紙より食い気が優先してしまって知りませんでしたが・・)。この手紙は、365日とおして1日も同じ手紙はないそうです。

赤福のように伊勢という地域に根付いたブランド会社、歴史のある会社であることを考えると、大変よい戦略に思います。
昨今の不況の中値引き競争ばかり続いていますが、「情報価値」という切り口は、歯止めをかける、差別化できる一つのヒントになるのではないでしょうか。

2010年2月2日火曜日

「Ailuropoda」ヴィンテージ家具屋オープン


3代目です。

僕の友人のインテリアデザイナーの方が、ヴィンテージ家具屋さん「Ailuropoda」をオープンしました。
“時間の力を授かったもの:ヴィンテージ”
をコンセプトに、世界中から家具を集めてつくられた家具屋さんです。

僕はまだ実際のお店にはいけていないのですが、インテリアデザイナーとして世界中の展示会をまわって多くの物を見ておられる彼女がつくったお店です。

ぜひ皆さん一度足を運んでみてください。

2010年2月1日月曜日

赤福

3代目です。

唐突ですが、創業200年を超える企業の数の世界一位ってご存知でしょうか?
そう、日本なんです。なんと2000社も存在するそうで、2位のドイツが800社であることを考えると、
圧倒的な数字ですね。

その中でも、創業者一族が経営に大きく関わっている会社が数社あり、その筆頭が伊勢の「赤福」です。

赤福というと、過去から何も変わっていないように思ってしまいますが、実際にはパッケージ、商品、おかげ横丁の運営等、「伊勢文化を取り込む」というコンセプトの基、すこしずつ時代の変化に対応してきています。(最近残念な事件はありましたが・・)
パッケージにいたっては、自然の紙を使いながら、品質を確保できるパッケージングの開発に2年も要したそうです。

堀田カーペットも、この苦しい経済状況だからこそ、根底に流れる理念(コンセプト)を明確に、変化を加速させなければならないと感じました。