2012年12月5日水曜日

東京造形大学での授業

11月の初旬から1ヶ月間合計10時間程度、東京造形大学のテキスタイル学科の皆さんに授業をさせていただく機会をいただき、昨日最後の授業でした。

昨日の授業は、これまで勉強してもらった「ウール糸」「カーペットのテクスチャー(立体感)」をベースに、それぞれが思う空間にカーペットを提案するというプレゼンをやっていただきました。

正直なところ、10時間でどこまで理解してもらえているのか不安で、プレゼンそのものには大きな期待はしていなかったのですが、皆さんそれを裏切ってくれました!

本当にすばらしいプレゼンでした。

カーペットは「踏んで使う」唯一のファブリック。「感じること」ができるファブリックなんです。床は空間において目に入る面積も広く、空間デザインに与える影響も大きい。
そんなカーペットの特性をちゃんと理解し、プレゼンしていただきました。

今回の授業を通じて、あらためてカーペットの奥深さを自分たち自身が感じることができたし、ものづくりの可能性をあらためて感じています。

堀田カーペットのビジョン作成にむけても本当に良い機会となりました。

こういった機会をいただけた、東京造形大学大橋教授、川島織物セルコン様には心から感謝しています。また授業に向けて協力していただいた、ニッシンカーペット様、比楽紡績様、山野染工様、北嶋染工様、皆さんのおかげで学生の皆さんに正しくお伝えすることができたと思っています。

この場をおかえりし、感謝申し上げます。

これを機に、少しでもカーペットに興味を持ってもらい、カーペットデザイナーや織工、もしかしたらインテリアデザイナー、建築家、どんな形で関わることになるかわかりませんが、いつか学んでもらった学生と一緒に仕事で関われることがあれば、本当にうれしく思います。

インテリア業界のあらたな小さな光になることも期待しています。

楽しかった!ありがとうございます!

大橋教授と記念撮影!

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