2009年10月31日土曜日

本2:小さな会社のブランド戦略 著 村尾 隆介

これまで「活字が苦手だ」という言い訳をして、あまり本を本でこなかったが、最近ではよく本を読む。
そこで出会った本が、この本だ。

村尾氏は、本書の中がで小さな会社がブランド打ち立てることの重要性を具体例を交えながら大変わかりやすく書いておられるが、僕が感銘を受けた部分は2つある。

一. 「生き方」と「働き方」が一致している人はかっこいい
一. 夢を語れる会社はかっこいい

言葉で書くと「うん、そのとおり」で終わってしまうが、奥が深い。
自分の生き方ってなんなのか?漠然と思うところはあるのかもしれないが、それを言葉で言い表すこと、人に伝えることが難しい。「夢」についても同じことだ。

特に「夢」は、単に「儲かってる会社」なんていうことはみんなが思うことで、「社会的意義」みたいなものが必要になる。

僕は後継者として、会社を維持成長させていく義務がある。

社員みんなが、「生き方」や「働き方」を考え、「夢」を語れる環境を早急に作っていく必要がある。
今、社内で「経営理念」について定期的に話を進めている。
なかなか納得がいくものが作れていないが、あきらめることなく、一歩ずつ前進したいと思う。

2009年10月30日金曜日

本1:「ならの小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。 著中川政七商店 十三代 中川 淳

昨日早速1日飛ばしてしまった。何を書くか迷ったあげく、何も書けなかったが、今日は僕が読んで面白かった本のことを書こうと思う。

われわれ堀田カーペットも、中小企業でなんとか自社ブランドを打ち立てたいと日々まい進している会社であるが、そんなわれわれのような会社に一つの道筋を示してくれている本だと思う。

本の中身は、僕が説明するより実際に読んでもらったほうがはるかにいいのでここ書くのはやめておく。
本の中で、中川氏は、「本を読むだけでは何も意味がない。行動をおこさなければ」といった趣旨のことを書かれている。当然本の内容もすばらしいが、なによりも僕はこの姿勢に一番感銘を受けた。

経営者ならばあたりまえかもしれないが、多くの本からいろいろなことを学び、刺激を受ける。(特に僕のような経営のことをわかっていない人間にとっては更にである)でも、行動に移すことは、簡単なことではない。そこには多くの壁があるし、その壁にぶつかったときに「突破」できず、多くの言い訳を探してそこで立ち止まってしまう。

中川氏は、多くの壁を「突破」したのだろう。本の中では、詳しくどうやって突破したかはかかれていないが、当然のことながら多くの苦労を重ね、試行錯誤し、なによりもすぐに行動に移してこられたのだと思う。

僕は「突破する」という言葉が好きだ。突破するには「行動力」、「スピード」、「慎重さ」、「リーダーシップ」、「コミュニケーション能力」すべてを「デザインする(中川氏の言葉より)」能力が必要だと思う。「突破」できたとき、一つ会社として人間として成長できたと実感できる。

こういった本を読むと益々、まだまだ自分の勉強の足りなさ、人間としての薄っぺらさを感じるが、まずは行動をおこし「突破」したいと思う。

2009年10月28日水曜日

第1歩:ブログ開始!

記念すべきブログの第1回目。今日はブログを作成しようと思った経緯を簡単に記したい。

正直なところ、まだこのブログというものを、どのように活用したらいいのか?何を目的にするのか?何を表現するのか?よくわからない。自己成長?会社収益?出会い?存在意義?・・・

私は、前職から2年前に、父の経営する堀田カーペットに後継者として入社した。前職とは大きく違う業界、規模にまだとまどっている状態だ。
でもたった2年ではあるが、多くの方々にお会いする機会があった。人の出会いというのは、やはり人を強くする。成長させる。人は、人に、人へ、人も・・。父の口癖だ。

多くの方々にお会いしてはいるが、私が尊敬できる、「すごい人だ!」と思える人は、そんなに簡単に出会えるものではない。でも世の中には、「すごい人だ!」と思える人は、たくさんいる。
私が「すごい人!」と思える人は、自分自身の哲学を持っている人だ。「男気」のある人だ。
私が幸運にも出会うことができた「すごい人!」のほとんどは、堂々と自分自身のブログで自分の意見、哲学を語っている。

私がブログを始めようと思った一番のきっかけは、単にそのまねをしたかったからだ。自分も哲学を持つことができるかもしれないと思ったことだ。(なぜ発信するのか?までは今の僕にはまだよくわからない)
それともうひとつは、後継者として入社したものの、自分の立ち位置がわからない。日々自分の力不足を感じることばかりで、何か行動をおこしたいと思ったことだ。

私にはまだ語れることは何もない。
でも継続は必ず力になるし、継続するうちに多くの刺激を受け、考え、経験することができるだろう。

まだなんとなく背伸びをした文章な気がするが、まずは自分自身の日記のつもりで気軽に始めてみようと思う。

たったこれだけの文章をつくるのに、30分もかかってしまった・・。この先が思いやられる・・。